被殻

サギョウ先生の臨床推論(被殻)

サギョウ先生

どうもサギョウ先生です!

↓僕のプロフィールはこちらです↓

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この記事では、僕が臨床の中で最も大切だと思う「臨床の考え方(臨床推論)」を各疾患ごとに共有していこうと思います。

知識が大切なことは皆さんもご存知だと思いますが、その使い方を知る方法もとっても大切です!

例えるなら、いくら大量のチャクラを持っていても、使いこなせないと螺旋丸が打てないナ◯トのように、いくら最強のパワーを持っていても、コントロールができずドアを毎回壊してしまうハ◯クのように、最強に喧嘩が強くても、精神が安定せず何度も闇堕ちしてしまうマ◯キーのように、力(知識)を制御(推論力)することができないと実際には役には立たないことが多くあります。

反対に推論力(使い方)が身につくことで、今の自分に足りない知識に気付けたりすることもあり(最強の度胸と好奇心で、強敵と戦いながら強くなっていくル◯ィのように)、役に立つこと間違いなしです!

特に年数が若いセラピストが身につけたらとても強い武器になるかと思います。

ただ、この臨床推論の方法については、なかなか教科書には載ってなく、臨床推論を意識しながら行なっている先輩の頭の中を覗く以外の方法はあまりありません。

そこで、これまで様々な勉強会で喋り倒し、幸いにも「分かりやすい!」と称賛をしていただいた、「言語化し伝えること」に特化したゴリラが、皆さんの先輩の代わりに普段先輩方が行なっている臨床推論を代弁させていただきます!

サギョウ先生

今回は「被殻」の損傷を想定してお話ししていこうと思います!

ぜひ最後までお付き合いください!!!

他の病巣での臨床推論はこちら⬇️

タップできる目次

脳画像から見る

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まずは脳画像を見て、病巣の目星をつけていきましょう!

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脳画像でオススメはこの方⬇️

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スマホで学べる 脳画像マニュアル第3弾|かずさん|脳画像を楽しく攻略 【脳画像に悩む方は97%!?】 先日、私のInstagramでアンケートをとった所、脳画像に不安・疑問を持っている方が97%(946人)という私自身もビックリした数値となりました...

脳・神経科学を学ぶ

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脳画像で目星を付けて病巣から考えられる症状を推測していきましょう!

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脳科学をベースにした治療展開でオススメはこの方⬇️

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ダイリハ/認定理学療法士(脳卒中)|ダイリハ/認定理学療法士 認定理学療法士(脳卒中)のダイリハがメンバーシップ限定記事を週に1本以上投稿。 脳卒中のリハに詳しくなりたい、臨床が出来るセラピストになりたい、文献ベースの知識...

評価をして確認する

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ここまでで推測(仮説)した症状を、臨床所見と矛盾がないか評価していきます!

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評価方法が分からない時にお世話になっているのはこの方⬇️

アプローチから分かること

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アプローチこそ対象者の状態を把握するための評価になりえます!

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エビデンスをベースにしたアプローチを実施されているオススメはこの方⬇️

ご質問はこちら

今回の内容へご質問がある方はこちらへご記入ください!

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登竜門Q&Aとご感想 登竜門に関するご質問やご感想をご記入ください。 皆さんのご質問が、これから登竜門に挑む方を助けてくれます! ※ご質問もご感想も共有させて頂きます

おわりに

サギョウ先生

以上、僕の臨床推論でした!

いかがでしたでしょうか?
なんとなくでも考え方が伝わると嬉しいです!

別の記事では、別の疾患をベースに臨床推論をしていますので、ぜひ別の記事も見てくださいね!

他の部位の臨床推論はこちらにまとめています⬇️

これからも皆さんの臨床の役に立つ情報を発信していきますので、楽しみにしててくださいね😆✨

この記事がいいと思った方は「いいね」を押して貰えると嬉しいです。

では、また🦍👋

参考文献

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Verstynen, T. D., Badre, D., Jarbo, K., & Schneider, W. (2012). Microstructural organizational patterns in the human corticostriatal system. Journal of Neurophysiology, 107(11), 2984-2995.

Macpherson, T., & Hikida, T. (2019). Role of basal ganglia neurocircuitry in the pathology of psychiatric disorders. Psychiatry and Clinical Neurosciences, 73(6), 289–301.

Wichmann, T., & DeLong, M. R. (2006). Deep Brain Stimulation for Neurologic and Neuropsychiatric Disorders. Neurotherapeutics, 3(2), 223–233 .

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銅谷賢治:強化学習とメタ学習の脳内機構ー大脳基底核と神経修飾物質系ー.日本神経回路学会誌,9(1):36-40,2002.

真柳佳昭(訳):脳の機能解剖と画像診断|第2版|.医学書院.2018.

Duane E .Haines,佐藤ニ美(訳):ハインズ神経解剖学アトラス 第5版.2020.

長谷公隆(編):運動学習理論に基づくリハビリテーションの実践 第2版.医歯薬出版株式会社.2016.

森岡周・阿部浩明(編):標準理学療法学 専門分野 神経理学療法学 第3版.医学書院,2022.

手塚純一,増田司:神経システムがわかれば脳卒中リハ戦略が決まる 第2版.医学書院.2024.

金子唯史:脳の機能解剖とリハビリテーション.医学書院.2024.

Eric .R.Kandel(編): カンデル神経科学 第2版,メディカル・サイエンス・インターナショナル, 2022.

森岡周:リハビリテーションのための神経生物学入門.協同医書出版社,2013.

世界保健機関:ICF 国際生活機能分類 -国際障害分類改訂版-.中央法規,2008.

道免和久(監)竹林崇(編):行動変容を導く! 上肢機能回復アプローチ 脳卒中上肢麻痺に対する基本戦略.医学書院,2017.

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水野昇(監訳),他:臨床神経科学とリハビリテーション.西村書店.2020.

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日本脳卒中学会脳卒中ガイドライン委員会. 脳卒中治療ガイドライン2021.協和企画.2021.

高橋忠志,栗田慎也:脳卒中リハビリテーション治療・支援のFirst STEP 初めての臨床からわかる・できるステップガイド.第1版. 株式会社メジカルビュー社, 2023.

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